【最終学歴】
2001年 日本大学大学院芸術学部写真学科卒業
【主な担当科目】
ゼミナール・写真基礎演習Ⅲ・写真技術Ⅰ・写真技術Ⅴ・自主創造の基礎 I
▼教育方針と内容
【教育方針】
ドキュメンタリー/ストーリーテラーとしての作家活動の経験から、写真や芸術を通して、いかに世の中と関わりを持つことができるかを教育の軸としている。
【ゼミナール】
各自がテーマを見つけ、コンセプトを探り、作風をより明確にしていくことがねらい。ストーリーテリングと言われる手法を理解し、制作のヒントとしていくことが目標。4年間の集大成である卒業制作を納得のいくレベルで完成させる。写真というメディアが多岐に渡っている現在、このゼミでは写真制作が社会とつながるハブとなれるよう意識していく。
【写真基礎演習Ⅲ】
前期は欧米の写真集を分析し、模倣していくことで、写真について試行したり実験したりするプロセスを体験する。後期はそれぞれにテーマを掲げ、プロジェクトとして取り組んでもらう。また写真集制作に必要なスキル(inDesignや製本など)を学び、後期のダミーブックづくりに役立てていく。最終的に写真集を完成させていくことが目標。
▼研究/創作/領域・業績
<写真展>
『10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭』KYOTOGRAPHIE 2022
新進作家vol.17『あしたのひかり』”The Restoration Will” 東京都写真美術館 2019
『The Place to Belong /The Restoration Will』Galeria Miejska Arsenał , ポーランド 2018
『親子の絆』新潟日報メディアシップ 2014
『女川マダム』仙台市東北電力グリーンプラザ 2012
『LIFE-父の眼差し、娘の視線』富士フイルムフォトサロン東京、仙台、大阪(巡回) 2011
<著書>
『豊穣』T&M projects,日本 2022
『The Place to Belong』Pix House,ポーランド 2018
『THE RESTORATION WILL』普及版 CEIBA EDITION,イタリア 2017
『THE RESTORATION WILL』手製版 self published 2017
『女川 佐々木写真館 〜2011年3月11日その日から〜』一葉社,日本 2012
<受賞歴>
PHOTO ESPAÑA 年間ベスト写真集賞 国際部門グランプリ(スペイン)2018
PHOTOLUX主催Photobooxグランプリ(イタリア)2017
KAUNAS PHOTO グランプリ(リトアニア)2017
HARIBAN AWARD 審査員賞(日本)2016
【社会活動】
日本写真芸術学会会員