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谷 昭佳 講師

【主な担当科目】

写真表現研究VIII

 

教育方針と内容

【写真表現研究VIII】

 文化財写真とは、資料保存を目的とするだけでなく、歴史学、民俗学、美学など様々な分野の研究資源として存在する。その利用は数十年から百年超と長期に及び、写真の本質である記録性と深く結びつく。写真を文化財の調査研究に導入した明治以降の日本の学界にとって、写真技術の変遷は学問の質と切り離すことができない関係にある。文化財写真の歴史と現状を学び、次世代への継承に必要とされるデータベース等を前提とした写真データの条件や管理の基礎と理念を習得する。