【最終学歴】
1999年 日本大学大学院芸術研究科博士後期課程芸術専攻満期退学
【主な担当科目】
写真基礎演習 I・写真基礎演習 II・写真基礎演習Ⅲ・ゼミナール・写真表現研究Ⅵ
▼教育方針と内容
【教育方針】
基礎的な技術を習得し、さらに写真とは何か、写真表現の意味についても一緒に考察していく。表現の根本は「ことば」であるが、その「ことば」で説明できないものを表出するためにイメージはある。イメージの本質が無意識からの表出であるからこそ、各人の個性と表現力を引き出したい。そのためにも、「もの」をつくることとは何かについて、さまざまなジャンルを学ぶ中で感じとってもらいたい。
【写真基礎演習Ⅰ】
各人が表現をするために必要な基礎的技術の習得と、「表現」する意味の考察を目的とする。また、写真を通して、時間と空間に対する認識を深めてもらう。
【写真基礎演習Ⅱ】
「記録」と「伝達」という写真の根本的な性質について深く考察し、自己が設定しうる様々なテーマへの研究アプローチについて学ぶと共に、大型カメラの基礎的な技術の習得を目指す。
▼研究/創作/領域・業績
古来より日本人が畏れ信仰してきた聖なるもの=自然は、共に生きるものでもある。自然風景という既知のものを表現する積み重ねの中で、「もの」のけ(この世ならぬもの)からの声をきき、現代において見えなくなりつつある神性宿りし空間・時間を捉えなおす。
・「都市に生きるII」(2016)/ポートレートギャラリー(個展)
・「心の回帰」〜魚沼ベストショット展(2015)/池田記念美術館(共同)
・「都市を生きる」(2013)(二人展)/ポートレートギャラリー
・「化生する光景」(2012)(個展)/ポートレートギャラリー
・ 『風のおとずれ』(2007)共同作品集
・ 『もののかたるこえ』
・「刻」〜フォトグラフィティ1995−2005/ポートレートギャラリー(2006)(共同)
・「青の記憶」〜シームレスアート計画/スペースエッジ(2005)(共同)
・「凪」アーティストガーデン(2003)(個展)
・「Growth」シリーズ〜あじさい会写真展/オリンパスギャラリー(1995〜2013)(共同)
・「神居の土地」芸術学部紀要創作篇(2001〜2013)
・「写真療法の可能性」日本写真芸術学会誌第6巻第1号(1997.12)
・「高校生の写真活動と教育に関する研究」日本写真芸術学会誌第8巻第2号(1999.12)
【社会活動】
(社)日本写真家協会(JPS)正会員/日本写真芸術学会会員・理事/日本映像学会会員/美学会会員