【最終学歴】
2007年 日本大学大学芸術学部写真学科卒業
【主な担当科目】
写真基礎演習 I・写真基礎演習 II・写真技術Ⅳ・イメージングプロセス論Ⅰ・Ⅱ・自主創造の基礎1
▼教育方針と内容
【教育方針】
写真芸術の未来を担う学生にとって基本的に要求されることは、自己のイメージをいかに視覚化し、伝達・表現する事が出来るかということだと考えている。 また、時代にあった柔軟な表現を模索する力を伸ばし、単に創作し発表するだけではなく、表現者として自らの写真作品や創作活動をマネジメントできる事も重要と考えている。
【写真基礎演習I】
基礎的な技術である銀塩フィルムによる階調再現の習得にはじまり、機械やマテリアルに対しての知識を深め、実践へと繋げて行く。実践とあわせ、様々な写真に触れる事により創作に対しての意識を高め、写真を媒体として扱う表現者としての根幹を構築することを目標とする。
【画像処理Ⅰ】
デジタル写真におけるデジタルデータの調整と画像処理について、Photoshop(画像処理ソフト)を使って、基礎から解説します。従来のカラーフィルム&プリントに代わる手法としてのデジタルが写真の階調をどこまで整えることができるのかを、演習を通して学びます。応用ではデジタルならではの画像合成やといった特殊技術によって作品づくりを行い、表現に繋げます。
【写真技術 Ⅳ】
顕微鏡撮影や天体望遠鏡による星野撮影などのサイエンスフォト(特殊撮影)を通して自らの作品制作へと繋げることを目的とした授業です。授業ではデモンストレーションからはじまり、各種の光学装置や機械装置の仕組みを、演習を通して理解すると同時に、特殊撮影によってつくりだされる写真を自ら探求し独自性のある写真表現へと昇華することを最終目標としています。
▼研究/創作/領域・業績
<創作>
・新建築社「新建築」「住宅特集」「JA」写真制作
・日本アートマネジメント学会 学会誌 写真制作
<写真展>
・「Sakura」西新宿プロムナードギャラリー2010.4
・「Accessibility」The Art complex Center of Tokyo 2011.11
・「旅の始まり」The Art complex Center of Tokyo 2012.3
・「穴吹有希写真展」Fine Art 21 2012.9
・「様々な邂逅展ー新たな時代感覚へー」Part 1 2012.12/Part 2 2013.1
・「芸術の存在意義展」ART IMAGINE GALLERY 2013.5
・「Botanical Portrait」Gallery K 2013.9
・「INVISIBLE」315 ART CENTER 2013.11
・「Botanical Portrait」ART IMAGINE GALLERY 2013.11
・「My scape」Gallery K 2014.12
・「記憶について」Gallery KINGYO 2014.9
・「ゆっくりとした流れの中で」Gallery K 2014.9
・「Water Garden」Gallery K 2014.1
・「穴吹有希写真展」今井金箔ギャラリー2015.8
・「TOKYO SNOW」Gallery KINGYO 2016.6
・「時は春」Gallery KINGYO 2018.4
・「SKY」Sony Imaging Gallery 2018.12
・「穴吹有希写真展」Gallery KINGYO 2019.2
<研究発表>
・芸術学部紀要創作編
・日本写真芸術学会 学会誌・創作編第18巻・第2号/第21巻・第2号
・日本写真芸術学会 ポスター発表「インクジェットプリンタによる極薄紙への画像出力について」2013
【社会活動】
日本写真芸術学会