【最終学歴】
2007年 日本大学芸術学研究科博士前期課程映像芸術専攻修了
【主な担当科目】
写真基礎演習Ⅱ・写真基礎演習Ⅲ・ゼミナール・写真技術Ⅲ(特殊技法)
▼教育方針と内容
【教育方針】
8x10インチや11x14インチなどの大型カメラを用いて制作活動を行ってきた経験を生かし、さらに古典技法から最新技法(デジタル技術)までを駆使した丁寧で美しい写真作品作りを目指し、写真表現の様々な可能性を視野に入れ研究活動も行い、その成果を指導に取り入れ実践する。
【写真基礎演習】
実習を中心とした技術面の向上と写真の基礎知識を学ぶために講義では作品例をあげながら視覚的に分かりやすく説明する。さらに多くのディスカッションを重ねながら学生自身が理解納得し、その学び得たことを今後の写真活動において学生自身のための「基本」とし構築する第一歩となることを目標に指導し、写真を表現として用いる高度な作品作りの根本的な概念を理解できるような授業にしたいと思っている。
▼研究/創作/領域・業績
研究領域は写真技術史、特に日本における初期写真術「湿板写真術」(wet collodion process)の研究を中心とした19世紀の写真技術を研究し、このような技術を写真表現手段として用いる方法論も研究し創作活動を行っている。専門撮影領域は文化財撮影である。
<制作>
・「―今昔―」2007年湯川制賞受賞展
・「A flower is not a flower」2013年(個展)
・「35x35 写真史の旅」2016年(個展)
<論文>
・「定点撮影法による写真表現とその技術検証について」日本大学大学院
芸術学研究科博士前期課程修士論文/作品/制作概要集2006 2007年
・「舎密局必携前篇三付録撮形術ポトガラヒー ―現代語訳―」日本写真芸術学会誌
第17巻 第1号 2008年
・「遠西奇器術 直写影鏡ダゲウロテーピー現代語訳」日本大学芸術学部紀要第56号 2012年
【社会活動】
日本写真学会員 日本写真芸術学会会員